Web制作を学びたいと思っても、スクールごとに「動画中心」「マンツーマン」「ライブ授業」「案件サポート」など特徴が違います。料金だけを比べても、自分に必要な支援が分からないままでは選びにくいものです。

この記事では、未経験からWeb制作の副業や転職を目指す人を想定し、5つのオンラインスクールを比較します。なお、スクールは必須ではありません。独学で制作物を完成させられる人は、無料教材や書籍から始めても問題ありません。

Web制作に限らず、仕事選びから実績作りまでの順番を確認したい人は、スキルなしから個人で仕事を始めるロードマップもあわせてご覧ください。

Web制作スクール5校の選び分け

先に結論をまとめると、向いている人は次のように分かれます。

サービス特に向いている人学び方の特徴
忍者CODE副業案件や実践課題まで意識したい人動画教材と実践課題を中心に進める
SAMURAI ENGINEER一人で学習計画を立てるのが不安な人専属講師とのマンツーマンを軸に進める
RaiseTech現場に近い技術を深く学びたい人ライブ授業・動画・課題を組み合わせる
デジハリ・オンラインデザインとコーディングを両方学びたい人動画授業、課題、添削やライブ授業を活用する
SAMURAI TERAKOYA費用を抑え、自分のペースで続けたい人教材による自習を中心に質問環境を利用する

「どこが一番よいか」ではなく、どこまで自走できて、何を手伝ってほしいかで選ぶのが大切です。

スクール選びで確認したい6つのポイント

1. Webデザインとコーディングの比重

Web制作には、画面を設計するデザインと、HTML・CSS・JavaScriptで動くページへ仕上げるコーディングがあります。

  • デザインから一通り担当したい
  • デザインカンプをもとに実装する力を伸ばしたい
  • WordPressやフロントエンド開発まで進みたい

目標によって必要な講座は変わります。講座名に「Web制作」と書かれていても、デザイン中心なのか、実装中心なのかをカリキュラムで確認しましょう。

2. 質問だけでなく、制作物の添削があるか

知識を覚えるだけでは、実際の案件で求められる品質に届いているか判断しづらいことがあります。

添削を受ける際は、見た目だけでなく次の観点まで確認してもらえると実践的です。

  • HTMLの構造が内容に合っているか
  • PC・スマートフォンで表示が崩れないか
  • CSSが保守しやすいか
  • JavaScriptの動作に問題がないか
  • 画像の容量や読み込み速度に配慮できているか
  • 基本的なアクセシビリティに対応しているか

3. ポートフォリオへ載せられる制作物を作れるか

副業へ応募するときは、修了証だけでなく、実際に作ったページのほうが判断材料になります。

最低でも、次の3点を説明できる制作物があると使いやすくなります。

  1. 誰に向けたサイトか
  2. 自分が担当した範囲
  3. 使用技術と工夫した点

教材をなぞっただけの作品ではなく、自分で内容や構成を調整した制作物を作れるか確認しましょう。作品を公開するときは、教材や素材の利用条件も確認します。修了後の作品整理には、フロントエンドエンジニアのポートフォリオの作り方を使えます。

4. 副業・転職支援の中身が具体的か

「案件獲得サポートあり」という言葉だけでは、支援範囲が分かりません。

  • 案件の紹介があるのか
  • 応募文やプロフィールの添削だけなのか
  • 見積もりや提案の相談ができるのか
  • 初案件の進行中にも質問できるのか
  • 転職支援と副業支援のどちらが中心なのか

ここまで確認すると、自分が期待している支援とのズレを減らせます。案件紹介や収入が必ず保証されるわけではないため、適用条件も確認してください。

5. 学習時間を確保できるか

カリキュラムが充実していても、仕事や家庭と両立できなければ続きません。

無料相談では、週に使える時間を正直に伝え、次を確認します。

  • 授業の日時を変更できるか
  • 録画を後から見られるか
  • 質問への対応時間
  • 受講期限と延長条件
  • 休会・解約・返金の条件

説明を聞いた勢いで決めず、1週間の生活へ学習時間を入れられるか考えましょう。

6. 総額と追加費用

受講料だけでなく、教材、ソフト、サーバー、ドメインなどの費用が別途必要になる場合があります。

分割払いは月額を小さく見せられますが、総支払額も確認します。割引や給付制度を利用する場合は、対象条件、申請手続き、途中で受講をやめた場合の扱いまで公式案内で確認してください。

忍者CODE|副業や実践課題まで意識したい人向け

忍者CODEは、Web制作やWebデザインなど複数の学習コースと、目的に応じたプランを選べるスクールです。

向いている人

  • 動画で学びながら実践課題へ進みたい
  • Web制作だけでなく副業の進め方も相談したい
  • 自分の目的に合わせてプランを選びたい

事前に確認したいこと

プランによってメンター相談、案件支援、転職支援などの範囲が異なります。「Web制作を学ぶ」のか、「副業案件まで支援してもらう」のかを決めてから、対象プランと追加条件を確認しましょう。

SAMURAI ENGINEER|マンツーマンで計画から相談したい人向け

SAMURAI ENGINEERは、専属講師とのマンツーマンと、目的に合わせたカリキュラムを特徴としています。

向いている人

  • 独学では学習順序を決めにくい
  • 決まった教材だけでなく、目標に合わせて相談したい
  • 定期的に進捗を確認してもらいたい

事前に確認したいこと

マンツーマンの範囲、担当講師との相性、質問対応、コースごとのキャリア支援は確認しておきたいポイントです。無料相談では「Webデザイン」「コーディング」「副業」のどれを重視するか具体的に伝えましょう。

RaiseTech|現場を意識して深く学びたい人向け

RaiseTechは、ライブ授業と動画教材を組み合わせ、質問や学習支援を受けながら進めるスクールです。

向いている人

  • 授業を受けるだけでなく、課題へ粘り強く取り組める
  • Web制作から、より技術寄りの分野へ広げたい
  • 長めの期間で質問やキャリア支援を活用したい

事前に確認したいこと

コース単体と複数コースを学ぶプランでは、学べる範囲が異なります。フロントエンド分野まで進みたい場合は、対象コースと受講条件を確認してください。現場志向の内容ほど、自分で調べて試す時間も必要になります。

デジハリ・オンライン|デザインとコーディングを横断したい人向け

デジハリ・オンラインスクールは、Webデザイン、コーディング、企画、マーケティングなどを学べる講座を用意しています。

向いている人

  • PhotoshopやIllustratorを含めてデザインから学びたい
  • Webサイトを見た目と実装の両面から作りたい
  • 課題添削や制作物を重視したい

事前に確認したいこと

講座やプランによって、ライブ授業、質問、添削、キャリア支援の範囲が変わります。Adobe製品など、受講料以外に必要になる環境も含めて総額を確認しましょう。

SAMURAI TERAKOYA|低コストで自習を続けたい人向け

SAMURAI TERAKOYAは、教材による自習を中心に、質問掲示板やオンラインレッスンを利用できる学習サービスです。

向いている人

  • 高額なコースへ入る前に学習を試したい
  • 自分で進めながら、分からない部分だけ質問したい
  • まとまった授業時間を取りにくい

事前に確認したいこと

学習計画やポートフォリオを自分で組み立てる割合は高くなります。案件獲得まで手厚く伴走してほしい人は、上位コースや別の支援サービスと比較しましょう。

独学とスクールはどう選ぶ?

次の項目に多く当てはまるなら、まず独学から始めやすいです。

  • 自分で調べながらエラーを解決できる
  • 毎週の学習予定を自分で管理できる
  • 制作物の良し悪しを相談できる知人やコミュニティがある
  • 期限を決めなくても学習を続けられる

一方、次のような状態なら、スクールの支援に価値が出やすくなります。

  • 学ぶ順番が決められず、教材を何度も買い替えている
  • コードが動いても品質に自信がない
  • ポートフォリオを完成させる期限が必要
  • 副業への応募や見積もりまで相談したい

最初から長期コースへ申し込まず、無料教材でHTML・CSSを触り、各校の相談や体験を使ってから判断する方法もあります。

Web制作の仕事につなげるために必要なこと

スクールを修了しただけで、すぐに案件を任せてもらえるとは限りません。仕事へつなげるには、次の力も必要です。

  • デザインカンプからレスポンシブページを実装する
  • Gitで変更履歴を管理する
  • 仕様が曖昧な部分を質問する
  • 納期から逆算して途中経過を共有する
  • 修正範囲と追加作業を整理する
  • 基本的なアクセシビリティやSEOを意識する

制作物の見せ方は、フロントエンドエンジニアのポートフォリオの作り方で詳しく解説しています。仕事へ進む全体の流れは、Web制作副業の始め方|未経験から初案件までの8ステップを確認してください。Web制作以外も含めて選びたい人は、PCでできる副業・個人の仕事おすすめ10選も参考にできます。

まとめ

Web制作スクールは、広告で目立つ一校を選ぶより、自分に必要な支援で選ぶほうが失敗を減らせます。

  • 実践や副業支援を重視するなら忍者CODE
  • マンツーマンで計画から相談したいならSAMURAI ENGINEER
  • 現場志向で深く学びたいならRaiseTech
  • デザインとコーディングを横断したいならデジハリ・オンライン
  • 費用を抑えて自習を続けたいならSAMURAI TERAKOYA

無料相談や体験では、良い点だけでなく、学習時間、総額、解約条件、制作物の扱い、仕事への支援範囲まで確認しましょう。

料金、コース内容、割引、募集状況、支援条件は変更されることがあります。この記事は2026年7月16日に公式情報を確認して作成しています。申込み前に必ず各サービスの公式ページで最新情報をご確認ください。

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