紙のタイムカードやExcelで勤怠を管理していると、月末の集計、打刻漏れの確認、残業時間の把握、休暇申請の反映などに手間がかかります。

勤怠クラウドは、PC・スマートフォンのブラウザから打刻し、勤務状況、シフト、休暇、残業アラート、帳票出力などをまとめて管理する中小企業向けのクラウド勤怠管理システムです。

この記事では、勤怠クラウドの料金、主な機能、30日間の無料体験、向いている会社、導入前の注意点を公式情報から整理します。

情報の基準日:2026年10月6日

料金、機能、対応範囲は変更される可能性があります。導入前には勤怠クラウド公式サイトで最新情報を確認してください。

当サイトは勤怠クラウドと広告提携しています。掲載内容は公式サイトなどの一次情報を基準に整理しており、編集部による実利用レビューではありません。

先に結論:50〜300名規模でシンプルに勤怠をまとめたい会社の比較候補

勤怠クラウドは、従業員数の上限ごとに月額が決まる定額制です。

2026年10月6日時点の公式料金は、50名まで4,950円、100名まで8,800円、300名まで16,500円で、いずれも税込です。初期費用は0円で、機能ごとの追加費用は案内されていません。

打刻はPC・スマートフォンのブラウザから行い、専用アプリ、ICカードリーダー、生体認証機器、専用タイムレコーダーは使わない設計です。

そのため、次のような会社では比較しやすいサービスです。

  • 紙・Excel・タイムカードからクラウド管理へ移行したい
  • 従業員ごとの従量課金より、人数上限の定額制を比較したい
  • テレワーク、直行直帰、複数拠点の勤務をまとめて確認したい
  • 打刻だけでなく、シフト、休暇、残業アラート、帳票まで一つにまとめたい
  • 専用機器を購入せずに始めたい

一方で、ICカードや生体認証で打刻したい会社、従業員が300名を超える会社には合いません。

勤怠クラウドは何をするサービス?

勤怠クラウドは、株式会社エクレが運営する勤怠管理サービスです。公式の会社概要では、2026年9月に中小企業向け勤怠管理システム「勤怠クラウド」の提供を開始したと案内されています。

中心になるのは、従業員の出勤・退勤記録と、その後の集計・確認です。

PCやスマートフォンから打刻したデータを管理画面に集め、勤務状況、実働時間、残業時間、有休残日数などを確認できます。

さらに、シフト、休暇申請、打刻修正、給与ソフト向けCSV、Excel・CSV・PDFの帳票出力にも対応しています。

勤怠クラウドの料金【2026年10月時点】

公式料金ページでは、3つのプランが案内されています。

プラン従業員数の上限月額料金(税込)
ライトプラン50名まで4,950円
スタンダードプラン100名まで8,800円
プレミアムプラン300名まで16,500円

料金は従業員1人ごとの課金ではなく、契約プランの人数上限ごとに決まります。

たとえばライトプランなら、従業員数が上限の50名まで増えても月額は4,950円です。ただし、実際の1人あたりコストは現在の従業員数によって変わるため、上限利用時の金額だけで判断しない方がよいでしょう。

公式では次の条件も案内されています。

  • 初期費用0円
  • 機能ごとの追加費用なし
  • 300名を超える従業員向けのプランはなし
  • 有料継続時の支払いはクレジットカードのみ
  • VISA、Mastercard、JCB、American Expressに対応

月の途中で解約した場合の日割り返金はないため、契約後は課金日も確認しておくと安心です。

30日間の無料体験

勤怠クラウドには、申し込み日から30日間の無料体験があります。

無料体験の申し込み時点ではクレジットカード登録は不要です。

公式FAQと料金ページでは、体験期間中に決済手続きをしなければ自動で課金されず、無料体験終了後にデータは自動削除されると案内されています。

「無料体験を申し込んだら自動的に有料契約へ切り替わる」という仕組みではありません。

本契約へ進む場合は、体験中に実際の勤務ルールを設定し、現場で問題なく使えるか確認してから判断するのがよいでしょう。

勤怠クラウドの主な機能

PC・スマートフォンのブラウザから打刻

従業員はPC・スマートフォンのWebブラウザから出勤・退勤を打刻できます。

専用アプリのインストールは不要です。打刻時の位置情報を記録でき、直行直帰などの付帯情報も入力できます。

外出先や現場勤務がある会社では、固定されたタイムレコーダーだけで管理するより運用しやすい場合があります。

勤務状況をリアルタイムで確認

管理画面では、従業員の勤務状況を一覧で確認できます。

月ごとの出勤日数、実働時間、残業時間の確認に加え、個人ごとのタイムカードで日別の内訳や有休残日数も見られます。

月末になってからまとめて異常を探すのではなく、途中で状況を確認できるのがクラウド化の利点です。

残業・打刻漏れなどのアラート

残業時間の基準を設定し、超過時に担当管理者へ通知できます。

公式では、36協定の超過、年5日の有休取得未達、打刻漏れなどの検知も案内されています。

ただし、システムを導入するだけで労務管理が自動的に法令適合するわけではありません。自社の就業規則や労働時間制度に合わせた設定と確認は必要です。

シフトと多様な勤務形態

シフト登録に加え、次の勤務形態に対応しています。

  • フレックスタイム制
  • 変形労働時間制
  • テレワーク
  • 時差出勤

非正規従業員のシフトを作成・変更すると、対象者へメールで通知する機能も案内されています。

休暇申請・打刻修正の承認

休暇申請と打刻修正申請をオンラインで行えます。

申請が提出されると担当管理者へメール通知され、承認・却下の結果も申請者へ通知されます。

紙やチャットで申請を受け取り、あとから勤怠表へ手入力している会社では、処理経路を一本化しやすくなります。

有休・休暇管理

有休の自動付与、代休、半日休暇、時間単位の取得に対応しています。

従業員と管理者の双方が残日数を確認でき、有効期限の管理も可能です。

給与ソフト向けCSV出力

勤怠データは給与ソフト向けCSVとして出力できます。

従業員コードを含め、残業時間を法定内・法定外・深夜・休日の区分に分けて出力できます。

給与ソフトごとの出力項目をレイアウトとして登録できるため、毎月同じ形式で取り込む運用を作りやすくなります。

Excel・CSV・PDFの帳票出力

月ごとの勤怠データをExcel、CSV、PDFで出力できます。

個人ごとのタイムカードも確認・修正できるため、紙での保管や他資料への転記が必要な会社でも使いやすい構成です。

管理者権限と複数拠点

拠点別・部署別に管理者の権限範囲を設定できます。

複数拠点の管理や従業員のCSV一括登録にも対応しています。

本社ですべてを管理するのか、拠点ごとの担当者へ権限を分けるのかを導入前に決めておくと設定しやすくなります。

打刻方法と対応しない機器

勤怠クラウドの打刻は、PC・スマートフォンのブラウザが基本です。

公式FAQでは、次の打刻方法・機器には対応していないと案内されています。

  • ICカード
  • 生体認証
  • 専用タイムレコーダー

「社員証をカードリーダーへかざす」「指紋や顔認証で打刻する」といった運用が必須なら、別の勤怠管理サービスを比較する必要があります。

反対に、従業員がすでに持っているPC・スマートフォンを使って開始したい会社では、専用機器を増やさずに導入できます。

勤怠クラウドが向いている会社

紙・Excelからクラウドへ移行したい

打刻、残業、休暇、修正履歴を複数のファイルや紙で管理している会社は、情報を一つにまとめる効果が出やすいでしょう。

まず無料体験で、現在の勤務ルールをどこまで再現できるか確認するのがおすすめです。

50〜300名までの中小企業

料金プランが50名・100名・300名の上限で分かれているため、この範囲の組織では比較しやすい設計です。

現在の人数だけでなく、1〜2年後の採用予定も含めてプランを選びます。

テレワーク・直行直帰・複数拠点がある

スマートフォン打刻、位置情報、複数拠点管理に対応しているため、全員が同じオフィスに集まらない会社でも候補になります。

専用機器を増やしたくない

ブラウザで打刻するため、ICカードリーダーや専用タイムレコーダーを新たに設置しない運用ができます。

向かない可能性がある会社

従業員が300名を超える

公式料金ページでは、300名を超える従業員向けのプランは用意されていません。

現在は300名未満でも、近いうちに上限を超える見込みがある場合は、移行コストも含めて他サービスと比較した方がよいでしょう。

ICカード・生体認証で打刻したい

勤怠クラウドはPC・スマートフォンのブラウザ打刻が中心です。

工場や店舗などで共有端末・専用機器を使う運用が必須なら、必要な打刻方式を先に決めてからサービスを選びます。

海外拠点や英語画面が必要

ASPの案件条件では、日本国内向けで、英語表示・海外拠点には対応しない旨が案内されています。

海外拠点を一つの勤怠システムへまとめたい場合は、対応地域と言語を確認できる別サービスも比較対象になります。

導入前に確認したいこと

無料体験へ進む前に、少なくとも次を整理しておくと判断しやすくなります。

  • 現在の従業員数と今後の採用予定
  • 打刻に使えるPC・スマートフォン
  • ICカードや生体認証が必要か
  • シフト、フレックス、変形労働時間制などの勤務ルール
  • 有休・独自休暇の種類
  • 残業アラートの基準
  • 給与ソフトへ渡すCSVの項目
  • 拠点・部署ごとの管理者権限
  • 退職者や過去データの保存方法
  • 無料体験終了後の移行手順

特に給与計算へつなぐ場合は、無料体験中に実際の給与ソフトへ取り込めるCSVになるかを確認すると、導入後の手戻りを減らせます。

まとめ

勤怠クラウドは、PC・スマートフォンのブラウザ打刻を中心に、勤務状況、シフト、休暇、残業アラート、給与ソフト向けCSV、帳票出力、複数拠点管理などをまとめた勤怠管理サービスです。

料金は50名まで4,950円、100名まで8,800円、300名まで16,500円の定額制で、30日間の無料体験があります。

一方、ICカード・生体認証・専用タイムレコーダーや、300名を超える従業員向けプランには対応していません。

導入を検討する場合は、価格だけで決めず、自社の勤務形態、打刻方法、給与ソフトへの出力、将来の従業員数まで無料体験で確認するのが重要です。

最新の料金・機能・対応範囲は、勤怠クラウド公式サイトで確認してください。