フルリモートで働ける正社員求人を探していると、「リモート可」「在宅勤務あり」「全国から勤務可能」など、似た表現がいくつも出てきます。
しかし、実際の勤務条件は求人ごとに異なります。
- 毎日自宅で働ける
- 月1回や四半期に1回だけ出社する
- 研修期間のみ出社する
- 首都圏に住んでいる人だけ応募できる
- 週2〜3日の在宅勤務で、残りは出社する
そのため、サービス名だけで選ぶのではなく、希望職種、転職支援の必要性、フルリモート条件の確認方法まで比べることが大切です。
この記事では、役割の異なる次の4サービスを比較します。
- Remoful(リモフル)
- ReWorks(リワークス)
- リラシク
- Green(グリーン)
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。広告提携の有無にかかわらず、各サービスを同じ基準で比較しています。
※掲載内容は2026年8月6日時点の公式情報を基に整理しています。求人、支援対象、勤務条件は変更される場合があるため、応募前に求人票と各サービスの最新情報を確認してください。
先に結論:職種と探し方で選ぶ
| 希望や状況 | 第一候補 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 営業・マーケティング・カスタマーサクセスなどのビジネス職 | Remoful | リモートワーク×ビジネス職に特化した転職エージェント |
| 職種を広く見ながら、フルリモートの社員求人を探したい | ReWorks | フルリモートの社員求人に特化した転職支援サイト |
| ITエンジニアとしてリモート正社員へ転職したい | リラシク | リモートワーク×ITエンジニア×正社員に特化 |
| IT・Web業界の求人を自分で検索し、企業と直接やり取りしたい | Green | フルリモート条件で検索でき、応募やスカウトを利用できる |
迷ったときは、次の組み合わせが分かりやすいです。
- ビジネス職:Remoful+Green
- ITエンジニア:リラシク+Green
- 職種を決め切れていない:ReWorks+Green
エージェント型で希望条件に合う求人を紹介してもらいながら、求人検索型でも自分で探すと、選択肢を比較しやすくなります。
4サービスの比較表
| 比較項目 | Remoful | ReWorks | リラシク | Green |
|---|---|---|---|---|
| サービスの型 | 転職エージェント | 転職支援サイト | 転職エージェント | 求人検索・スカウト型 |
| 主な強み | リモートワーク×ビジネス職 | フルリモートの社員求人 | リモートワーク×ITエンジニア正社員 | IT・Web業界の幅広い求人 |
| 主な対象職種 | 営業、マーケティング、CSなど | IT、デザイン、営業、事務など | ITエンジニア | エンジニア、デザイナー、営業、マーケ、管理部門など |
| 求人の探し方 | 面談後に求人紹介 | 求人検索+転職支援 | 求人検索+担当者からの紹介 | 求人検索、応募、企業からのスカウト |
| フルリモート条件 | リモート求人に特化。完全在宅かは求人ごとに確認 | フルリモート社員求人に特化 | 扱う求人はリモート勤務可能。頻度や地域条件は求人ごとに確認 | フルリモートなどの条件で絞り込み可能 |
| 担当者への相談 | あり | あり | あり | 基本は企業と直接やり取り |
| 特に向く人 | ビジネス職経験を活かしたい人 | 職種を広く探したい人 | エンジニア経験を活かしたい人 | 自分のペースで多くの求人を見たい人 |
| 求職者の利用料金 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
4サービスは、すべて同じ仕組みではありません。
担当者に希望を伝えて紹介を受けたいなら転職エージェント型、自分で求人を比較して企業と直接話したいなら求人検索型が合います。
フルリモートと「リモート可」の違い
求人票の言葉だけで勤務形態を判断すると、入社後に認識がずれることがあります。
フルリモート
一般には、日常的な出社を前提とせず、オンラインで業務を行う勤務形態を指します。
ただし、企業によっては次の条件が付く場合があります。
- 入社初日や研修期間は出社
- 全社会議やイベント時は出社
- 国内の指定地域に居住する必要がある
- オフィスへ移動できる範囲に住む必要がある
- 海外からの勤務は不可
「フルリモート」と書かれていても、出社が一度もない、全国どこでも勤務できる、海外から働けるという意味が必ず含まれるわけではありません。
リモート可・在宅勤務あり
週1〜数日の在宅勤務を認めるハイブリッド勤務を含む表現です。
求人検索では魅力的に見えますが、希望が完全在宅なら次を確認しましょう。
- 週何日の出社が必要か
- 曜日が固定されているか
- 入社後に勤務制度が変更される可能性
- 試用期間中の出社条件
- 配属部署による違い
転職サービスを選ぶ7つのポイント
1. 希望職種を扱っているか
フルリモート求人が多くても、希望職種が少なければ効率よく探せません。
ビジネス職、ITエンジニア、デザイナー、事務など、自分の経験に近い求人を扱うサービスを優先します。
2. 正社員求人に絞れるか
在宅求人には、正社員だけでなく、契約社員、アルバイト、業務委託、フリーランス案件も含まれます。
安定した雇用を希望する場合は、雇用形態を正社員に絞り、試用期間中の条件も確認してください。
3. 居住地の制限
「全国勤務可能」に見える求人でも、会社の規定や税務・労務管理の都合で居住地域が限定されることがあります。
地方移住を考えている場合は、現在の住所だけでなく、転居後の住所でも勤務できるかを応募前に確認しましょう。
4. 出社の頻度とタイミング
定期出社がなくても、入社時の手続き、研修、全社会議、顧客対応で出社が発生する場合があります。
「原則リモート」という表現だけでなく、年間で発生し得る出社回数まで質問すると判断しやすくなります。
5. リモート勤務の実態
制度があることと、現場で使いやすいことは別です。
面談や面接では次を確認しましょう。
- 配属チームで実際に何人がリモート勤務しているか
- 会議や情報共有に使うツール
- 評価方法と目標の決め方
- 勤務時間や中抜けのルール
- PC、モニター、通信費などの支給
- 障害発生時や緊急時の連絡方法
6. 担当者の支援が必要か
書類作成、求人選定、面接対策、条件交渉を相談したいならエージェント型が向いています。
一方、応募先を自分で決めたい場合は、求人検索型のほうが活動を進めやすいことがあります。
7. 1社だけで判断しない
サービスごとに保有求人や企業とのつながりが異なります。
2社ほどへ同じ希望条件を伝え、次を比較してから利用先を絞る方法がおすすめです。
- 紹介される職種と企業
- 年収や勤務条件
- 担当者の説明の分かりやすさ
- 応募を急かされないか
- 希望と異なる求人を断りやすいか
Remoful:ビジネス職のリモート転職を相談したい人向け
Remoful(リモフル)は、リモートワーク×ビジネス職に特化した転職エージェントです。
公式サイトでは、無料キャリア相談の主な対象として次の条件を案内しています。
- 社会人歴3年以上
- フルタイム正社員として働く転職先を希望
- リモートワークのビジネス職を探している
営業、マーケティング、カスタマーサクセスなど、エンジニア以外の職種でリモート転職を目指す人に向いています。
Remofulのメリット
- リモートワーク求人に絞って相談できる
- ビジネス職の経験を前提に求人を探せる
- 希望条件を話した後に求人を紹介してもらえる
- 地方移住や家族との時間など、働き方の希望を相談しやすい
Remofulの注意点
- 社会人経験や職種経験によっては面談を受けられない場合がある
- フルリモート限定ではなく、勤務条件は求人ごとに異なる
- 海外居住での就業支援は難しいと案内されている
- 登録しても必ず求人紹介や転職成功につながるわけではない
条件に近い人は、まず無料相談で現在の経験と希望地域に合う求人があるか確認すると判断しやすくなります。
Remofulの公開口コミ、メリット・注意点、相談の流れを詳しく確認したい方は、Remoful(リモフル)の評判・口コミを調査した記事も参考にしてください。
ReWorks:職種を広く見ながらフルリモート社員を探したい人向け
ReWorks(リワークス)は、フルリモートの社員求人に特化した転職支援サイトです。
IT、デザイン、営業、事務など複数の職種を扱っており、希望職種を決め切れていない人でも求人を探しやすいのが特徴です。
ReWorksのメリット
- フルリモートの社員求人を中心に探せる
- 職種や雇用形態などで求人を絞り込める
- キャリアアドバイザーへ相談できる
- IT職以外も含めて選択肢を見やすい
ReWorksの注意点
- 求人数や募集職種は時期によって変わる
- 未経験歓迎でも、選考では業務経験や適性を確認される
- 研修、居住地、出社条件は求人ごとに確認が必要
完全在宅を第一条件にしながら、職種を広く比較したい人に向いています。
リラシク:ITエンジニアとしてリモート正社員を目指す人向け
リラシクは、リモートワークで正社員転職したいITエンジニア向けの転職エージェントです。
フロントエンド、バックエンド、インフラ、プロジェクトマネージャーなど、エンジニア職の経験を基に求人を探したい人に向いています。
リラシクのメリット
- ITエンジニアとリモートワークに特化
- 公開求人だけでなく非公開求人も紹介対象
- 希望に近い求人がない場合の企業への確認や交渉も相談できる
- 地方に住みながら都市部の企業へ転職する選択肢を探せる
リラシクの注意点
- ITエンジニア以外の職種には向かない
- 経験技術や実務年数によって紹介可能な求人が変わる
- すべての求人が全国・完全在宅とは限らないため個別確認が必要
これまでの開発経験、担当工程、使用技術、希望年収を整理してから登録すると、求人のミスマッチを減らしやすくなります。
Green:自分で求人を検索し、企業と直接話したい人向け
Green(グリーン)は、IT・Web業界を中心とする求人検索型の転職サービスです。
フルリモート、週1回以上のリモート、リモート勤務の相談可など、働き方の条件を分けて検索できます。
Greenのメリット
- フルリモート条件で求人を検索できる
- エンジニアだけでなく、営業、マーケティング、管理部門なども探せる
- 自分から応募できる
- 企業からスカウトを受け取れる
- 採用担当者とサービス上で直接やり取りできる
Greenの注意点
- 求人選定や応募書類の準備を自分で進める場面が多い
- 「リモート可」と「フルリモート」を区別して検索する必要がある
- 求人票だけでなく、面談で現在の勤務実態を確認する必要がある
エージェントからの求人紹介を待つだけでなく、自分でも企業を比較したい人に向いています。
職種別のおすすめの組み合わせ
営業・マーケティング・カスタマーサクセス
第一候補はRemofulです。
ビジネス職に絞って相談しながら、Greenでもフルリモート求人を検索すると、紹介求人と公開求人を比較できます。
ITエンジニア
第一候補はリラシクです。
担当者から非公開求人を含む提案を受けながら、Greenで使用技術や希望年収に合う求人を自分でも探す組み合わせが使いやすいでしょう。
デザイナー・ライター・事務など
ReWorksでフルリモート社員求人を確認し、Greenに対象職種がある場合は併用します。
職種によって募集数が変わりやすいため、希望職種だけでなく近い経験を活かせる仕事も見ておくと選択肢が広がります。
応募前に確認するチェックリスト
求人へ応募する前に、次を確認してください。
- 雇用形態は正社員か
- フルリモートは入社直後から適用されるか
- 定期出社やイベント出社はあるか
- 居住地の制限はあるか
- 転居後も勤務を継続できるか
- 勤務時間やコアタイムはどうなっているか
- PCや周辺機器は支給されるか
- 通信費や在宅勤務手当はあるか
- 配属チームもリモート勤務しているか
- 制度変更時の取り扱いはどうなるか
希望条件を「必須」「できれば」「気にしない」の3段階に分けておくと、担当者や企業へ伝えやすくなります。
まとめ:特化型と求人検索型を組み合わせる
フルリモート転職サービスは、求人数だけでなく、対象職種と求人の探し方で選びましょう。
- ビジネス職のリモート転職を相談する:Remoful
- 職種を広く見ながらフルリモート社員を探す:ReWorks
- ITエンジニアのリモート正社員求人を探す:リラシク
- IT・Web求人を自分で検索して企業と直接話す:Green
1社だけで転職先を決める必要はありません。職種特化のエージェントと求人検索サイトを併用し、勤務条件、仕事内容、支援の相性を比べてから応募先を絞り込みましょう。